人が最終的に求めるのは幸せです。ですが、多くの人がこんな思い込みをしています。
「幸せは目標達成しないと味わえない 」「計画通りにできないと不幸になる」
でも、それは間違いです。幸せは日々の行動や人との関わりの中でも味わえます。逆に、日々の幸せの感性を上げ、一つ一つ獲得していくことがやる気につながり、目標達成につながっていく、こう考えるべきでしょう。
じぶん経営学はこのことに着目して考え出されたノウハウです。使うノウハウは10もありません。
まずは、「幸せの素」と以下の4つの法則を記憶して下さい。
※「幸せの素」とは、人が感じる幸せを小さな単位に分解したものです。この幸せの素が脳に刻まれていない人は、それぞれの幸せを感じることは不可能です。
- 感性獲得の法則・・・「幸せの素」をうれしいと感じる感性を身に付ければ、自然と人は幸せになっていきます。
- セット記憶の法則・・・昨日食べた昼食のことを憶えていないように、幸せもまた身近すぎて記憶に残らないものです。しかし、「幸せの素」をうれしいという感情とセットにして再体験することで、脳に深く記憶されます。これを繰り返せば、脳は言葉としての「幸せの素」に触れただけで無意識にうれしいと感じるようになります。
- GPSの法則・・・「幸せの素」を強く望むと、脳のRASという部位が「幸せの素」獲得までの道筋を自動的に示してくれます。
- 循環の法則(図1)・・・「幸せの素」は、補強、経験、交換、自制、分配の5種類に分類されます。各ステージの「幸せの素」は、次のステージの「幸せの素」を作り出し、循環していきます。