66、「揺らぎ」について

さて、いろいろと感じ方を”あるべき姿”に変えていく方法について話てきたけど、一つだけ大事なことを言い忘れていた。

聞きたい?

おいおい、師匠のお得意のじらし作戦かい?

早く教えて下さいよ。

ならば、教えてしんぜよう。

感じ方を変えても、人間はその時々の体調や気分で感じ方が大きく左右される動物なんだよ。イライラしてる時には「嫌だね」と感じる度合いが殊更に大きくなってしまうもんだ。それに、気分は相手の態度や仕草にも影響を受ける・・・。腹がたつ相手でも、普通に話をされるより、挑発された方がさらに「嫌だね」ってなるだろ。

確かに・・・。
この場面場面での違いを「揺らぎ」って呼ぶんだ。この揺らぎが少なければ少ないほど感じ方が安定しているってことになる。
それは、分かるけれど、どうすれば「揺らぎ」を少なくできるかを教えてくれないと意味がないです。ブヒブヒ🐷
ヒントは「安定」だ。

何を「安定」させるかって? それは身体の中の波長だよ。

実は人の身体は安定していると一定の波長を保っている。ところがこれが病気になったり、ストレスでイライラすると狂ってくるんだな。これが「揺らぎ」の原因だ。

したがって、その波長を安定させる方法が大事になってくる。

どうすればいいと思う?

わからないから聞いてるんですけど・・・ブヒ🐷
だよな。

難しいことではない、身体の波長を作り出す装置。それは心臓だ。ところが心臓は頭では制御できない。そこで必要になるのが呼吸によって心拍数を制御するってことなんだ。もちろん、心拍数以前に、睡眠、食生活、運動で身体のコンディションを整えておくのは言うまでもないけどね。

なるほど。

では、その呼吸はどうやって整えるんだ?

いい質問だね。

これに関しては難しく考えなくても良い。たった一つのことを心がければ良い。

呼吸の整え方
何かを感じて決めて行動する前に、自分の呼吸に集中すること。

その方法は、自分の脈を測りながら一呼吸で7〜10になるように呼吸を調整することだよ。

幅があるのは個人差があるからな。自分が落ち着ける脈拍数を普段から覚えておくと良い。
へーっ、いいこと聞いた、ブヒ🐷

早速やってみよう!

以下次号

 

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