「意識して考える前に、無意識が感じている」 かぁ。
それは、あれっすか、「無意識に感じたことが、考えること(意識)に大きな影響を与えている」てことっすか?
おっ、今日はさえてるじゃないか、その通り。
人はじっくり考えて(意識)決めたようでも、実は、「いいね」とか「いやだね」というごくごく単純な、感じた方(無意識)で決めてることがほとんどなんだ。
ちなみに、脳科学的には、「無意識に決めたことに後から、意識が付いてきて、考えたような気になっている」ってのが実際らしい。
えっ? そんなことってあるんですか? じゃあ、考えても意味ないってコト?
そういうと元も子もなくなる。じっくり考えるからこそ、感じてできた変な決断を回避することができるし、じっくり考えた経緯は、結果と共に思考回路に刻まれていくから、脳回路を進化させるという意味ではすごく重要なことなんだよ
なんか、よく分かったような分からないような・・・。
で、今日のテーマの「質の良い人間関係を築くためにすべき当たり前のこと」って何だ?
そこなんだよ、感じ方がいかに大事かと言うことをわかってくれたよな。
したがって、今日のテーマは、「質の良い人間関係を築くためにすべき当たり前のこと」ではなくて、「質の良い人間関係を築くためにいいねと感じるべきこと」って読み替えることにするよ。いいかな?
すべきと判断する前に感じないと判断できないからだね
おお、素晴らしい。その通りだ。
で、その「いいねと感じるべきこと」は、以下の図に記されたとおりだ。ここに書かれている事柄を「じぶん経営学」では”幸せの素”と呼んでいる。
幸せの素? どっかで聞いた言葉だなぁ。
こらこら、55で出てきただろ。
幸せの素は、幸せになるために必要な「欲求」の要素だ。この要素に無意識に「いいね」と感じれるようになれば、人はメキメキと幸せになるんだ。
でも、なんで、所々、過去形で書かれてるんだ?
まあ、今日の所はそこは気にしなくてよい。
以下次号
質の良い人間関係を築くためにすべき「当たり前のこと」について今日は説明するぞ。
その前に、人は何かをする前に必ず感じている。もう少し丁寧に言えば、
”人は意識して考える前に無意識に感じている”
このことをよ〜く理解して欲しい