55.動機/欲求と「幸せの素」について

第2章に突入です
これまでは、幸せの素を脳に刻み、無意識を書き換える訓練をしてきました。本日から第2章、理論編に突入します。

 

以前、動機づけについて話したけど、憶えてるかい?
憶えてますよ。「動機づけ」とは行動を始発させ、目標に向かって維持・調整する過程・機能のことを言います。
何だか、Wikipediaを見たような解答だな。・・・

まあ、分かりやすく言えば、どんな欲求を満たしたいから、その行動をするのか? その問いかけに対する答えのことだな。ちなみに、動機は複数の欲求の寄せ集めだ。例えば、ヴィトンのバックを買いたいからお金を貯める。この場合、お金を貯めるという行動の動機になっているモノは何だい?

それはヴィトンのバックを手に入れることでしょ。
それはそうなんだけど、「じぶん経営学」でこだわって欲しいのは、なんでヴィトンのバックが欲しいのか?ってこと。

例えば、バッグを持つことで人から認められたいっていう欲求なのか、高級なモノを身につけてみたいという好奇心なのか、ただ単にブランドが気に入っているからなのか、はたまたヴィトンに勤める友人の売上げに貢献をしてあげたいからなのか、それとも、高くていいものを何年も使う方が得だと考えるからなのか、・・・。

人によっては、これらそれぞれが動機に成り得るし、そのうちの複数個が動機になることもある。

なるほど、動機は複数の欲求でできてるんですね。でも、何かそう考えるとすごく複雑ですね、人の動機づけって・・・
その通り。だから、それが複雑にならないように、このセミナーでは無数にある欲求を5つに分類して動機を分析することにしている。
たった5つに?
その通り。生きるために必要な生理的欲求を除けば、たった5つに分類できるんだ。

そこで、今日は「じぶん経営学」の最初の奥義を教えるぞ。紙と鉛筆の準備はいいかい?

「欲求」は5つに分類される。ちなみに、じぶん経営学では、この欲求を「幸せの素」と呼ぶことにしている。この幸せの素を、正しく手に入れれば、人は幸せになれるからだ(後述)。では以下に今日のセミナーをまとめてみるぞ。次回までに憶えておいてくれよな。

奥義1 幸せの素(動機、欲求)は5つに分類される
  1. 補強
  2. 経験
  3. 交換
  4. 自制
  5. 分配

 

 

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