65、60秒ルール

豚くん、これまで、幸せになるために必要な習慣化について話してきたわけだが、ちゃんと付いてこれてるかな?
先生、大丈夫。

ちゃんと付いて来てるっす。すでにある脳の回路を利用する、イメージ法、200回の法則、感謝日記・・・ざっと、こんなもんですね。ブヒっ🐷

いい子いい子、その調子だぞ、豚くん。

では、今日は60秒ルールについて話してみよう。

先生、60秒ルールって、あれのことか・・・。地面に食べ物が落ちても60秒以内に拾えばバイ菌はつかないっていう・・・。
こらこら、60秒は長すぎだろ、せいぜい5秒だなぁ・・・。

って、こら、そういうことじゃない❗️

60秒ルールっていうのは、「ある行動Aをして、60秒以内にBが起きた時だけ、人の脳はA→Bの回路を作る」っていうことだ。

人が習慣を変える時には、良しも悪しきもアクション後60秒以内の反応にかかっているってことだよ。

なるほど、例えて言えば、犬くんたちが、「お手をしたらおやつをもらえる」って脳回路も60秒以内でないと、効果がないってことだな。
まあそういう事だ。”お手”ができて、1時間後におやつをもらっても、犬くんたちには、何のことかわかんないだろ。

やはり関連付けは、すぐにするのが望ましいんだ。遅くとも60秒以内になぁ。だから、褒める時も怒るときも60秒以内に関連づけてする・・・。これは、しつけや教育をする時にはすごく大事だな。

そして、これは自分にも使えるんだ。

まず、「イメージ法」は褒められたり、注目されたりして喜んでいる自分をその場でイメージしているわけだから、効果は絶大だな。

なるほど、そう考えると、いいイメージをするってことは、すごく大事なんだすね。
その通り。

しかし、一つ問題があって、そのイメージ法が習慣化出来ない人が多いんだ。

そこで、人間は昔からいろんなパターンを習慣化してる。例えば、ある宗教では「食事をする前に、今日の色々な出来事に感謝してお祈りをする」なんてのは、”食卓につく→60秒以内にお祈り→(感謝)→食事(美味しい、うれしい)”が習慣化されるってわけだ。食卓はイメージ(感謝)と食事(うれしい)の場っていう習慣化が自然と出来上がってるんだね。

なるほど、昔の人は脳科学なんて知らなかったはずなのに、そういう意味ではすごいっすね。
その通り。イメージ法の習慣化は、こうして何かの行動と60秒以内のセットで生活の中に組み込んで行けばいいっていうわけだよ。

以下次号

 

 

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