60、幸せの素を「いいね」と感じる脳回路を作る方法 その2

さて、前回、幸せになるために「いいね」と感じるべきものは、5種類しかないって説明したよな。

少し補足するけれど、この「いいね」は”考えて”そう思うようじゃダメなんだ。つまり、意識してそう思うのではなく、無意識レベルで脳が「いいね」と感じなきゃいけないんだよ。

ん?

と言うと・・・。

人の考え方は、感じ方に左右される。これは分かるだろ。行動する時「いいね」と感じるか、「嫌だね」と感じるか、はたまた、何も感じないか。この感じ方が、その後の行動を決めてるんだよ。

人の意思決定の方法は複雑に考えて為されているように見えるけど、実は、この「いいね」「嫌だね」という実に単純な感じ方が決めてるんだ。事実、様々な実験結果で明らかにされているように、人間は無意識に判断をしたことを、後付けで、あたかも、自分の意思で考えて決めたと思いこんでるだけなんだよ。

そ、そうなのか・・・。

じゃあ、大事なのは考え方ではなく感じ方なんだな。

その通りだ。

まあ、こう考えてくれ。人生で起こる色々なことに対する「いいね」「嫌だね」の感じ方が、その人の行動を司っている。まあ、わかりやすく言えば、この感じ方の癖が人の習慣を作り上げ、人生を決めてるってことなんだ。

だから、正しい感じ方を身につけることが大事。そして、その正しい感じ方こそが「幸せの素」を「いいね」と感じることなんだよ。

なるほど、よく理解できたよ。

で、その「正しい感じ方」とやらを、どうやって身に着けりゃあいいんだよ?

ふ〜っ、やっと今日の本題だなぁ。

じゃあ、豚くんに質問だ。

豚くんがAをした時に褒められたとする。この時、豚くんは「いいね」と感じる? それとも「嫌だね」と感じる?

そりゃあ、「いいね」でしょう。
だろっ。

じゃあ、この A→ほめられる→「いいね」が繰り返されるとどうなる?

そりゃあ、A→「いいね」になっちまうなぁ。
その通り。Aとくれば、無意識に「いいね」と感じる回路が出来上がるわけだ。これこそが、幸せの素を「いいね」と感じる脳回路を作る方法なんだよ。
おおっ、なるほど・・・🐷

以下次号

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