79、欲求は5つに大別できる

いいかい、豚くん。

欲求は自分との関係性で5つに大別できる。

そう、急に言われてもなぁ・・・ブヒ🐷
  1. 自分が優れていると感じたい→比と表現する
  2. 経験し能力を高めたい→食と表現する
  3. 所有し活用したい→財と表現する
  4. 正しい行いをしたい→官と表現する
  5. 人を愛し、貢献したい。→印と表現する

ちなみに、この比、食、財、官、印は、中国に端を発する陰陽五行説で使われている言葉だ。

①自分が優れていると感じたいという比の欲求は、
適度にあるのがよく、人を行動に駆り立てる原動力となる。
しかし、行き過ぎると傲慢になり、対人関係を悪くする。
逆に少な過ぎると物事に怯みがちで、
行動エネルギーが少ないため経験値が増えないという問題を起こす。

②経験し能力を高めたい食の欲求は、
まさしく何かを食べ吸収していくというイメージで、
好き嫌いなく適度に食べるのが良い。
しかし、好きなものばかりに偏ると栄養が偏り毒となる。
逆に、飽きると本来の食の良さに気付く前にやめてしまうため、
いろんな能力が身につかなくなる。

③所有し活用したいという財の欲求は、
適度に満たされ益を生み出すのが良い。
しかし、益を出そうとし過ぎると、
益を生み出す財そのものを壊してしまう。
逆に損したくない、失いたくないと弱気になると
益への行動エネルギーが激減してしまう。

④正しい行いをしたいという官の欲求は、
役人のように、しっかりとすべき事をしたいというイメージ。
しかし、これが行き過ぎると、
頑なになって融通がきかなくなったり、
人に強要したりするようになる。
また、この欲求が少ないと、自制心なく惰性で生きるようになるため行動エネルギーが弱まる。

⑤人に貢献したいという印の欲求は、
相手を認め、役立つものを印として授けるイメージ。
愛情は程々に注がれるのがよく、
行き過ぎると溺愛となって相手をダメにする。
また、授けるものがあっても世間に無関心で冷めた心だと、
何かをしてあげたいとも思えず、行動エネルギーは減少する。

こりゃあ、難しいブヒっ🐷

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