「相手を思いやる」は(幸せの分配)に属します。思いやるは、文字通り思いをやる、思いを分けるわけですから幸せの分配に属するんですね。
人はお互いに何かを分配しあうことを本能的に行います。それは集団生活を維持するために太古に備わったものかもしれません。だからこそ、この分け合う行為から外されることに、人はこの上ない孤独を感じてしまうものです。
さて、あなたが思いやりを持って相手に接し、その相手がそれを認識した場合、脳はどんな反応をしているのでしょうか? そうですね、やはり何か大事なものを分けてもらった時と同じで、“うれしい”っていう反応をしているはずです。 相手を幸せにする「思いやり」 素晴らしいですね。
今日、あなたは誰かに思いやりを持って接しましたか。その時のことを思い出して、リラックスして、口角を上げ、声に出して言ってみましょう。
「今日、相手を思いやったよ。だから、うれしかったよ」
「思いやる」が幸せの素として脳に刻まれ、やがて無意識反応に組み込まれます。
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